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| 『有明海に九州国際ハブ空港を建設しよう。』 |
古くより九州はアジアとの交流の玄関でした。東京より近い上海。名古屋より近いソウル。また、福岡はデンマークに匹敵する人口500万人。九州の人口はデンマークとスウェーデン両国にほぼ等しい1300万人。日銀のような中央銀行があってもおかしくない一大経済圏。それが九州です。バブルの恩恵にあずかることもなく、浮かれることもなく地道にやってきた九州に、金融破綻や不況のツケ回しが重くのしかかっています。「九州独立」といいたいほどです。
これからは紛れもなくアジアの時代です。すくなくとも、アジアに開くハブ空港は九州が担うべきです。
私は、地域エゴでも、我田引水でもなく、地勢的に・技術的にそして資金的にも、「九州国際ハブ空港」は有明海に造るべきと確信しています。
国会議員になって以来、私は幾度となく予算委員会・運輸委員会で政府に対し、この論陣を張ってきました。
その論旨は、
- 日本には滑走路を2本以上もつ、本格的な24時間対応のハブ空港がない。1999年の上海第二国際空港、2000年の韓国の新首都国際空港の開港等、わが国を取り巻くアジア諸国にハブ空港の建設が着々と進んでおり、アジアハブ空港の地位争奪戦に遅れをとっている。
- 2005年前後には、日本が中心となって開発した超音速エンジン(ラムジェットエンジン)を搭載した音速の2倍以上の飛行機が世界中に飛来する。24時間空港無しの日本は、空の玄関を持たない国になってしまう。
- このままでは、シンガポールにアジアの中心の座を脅かされている金融、釜山に首位の座をわれた国際海運のように、国際航空の分野でも日本の地位が危ない。
- 国内での候補地を比較しても、海の穏やかさ・水深の浅さ・埋め立て土砂の豊富さ・運搬費の安さは断然優位にある。(ちなみに、普賢岳の噴出土砂2億3000万立法メートルの4分の1を10数キロメートル、船やパイプラインで運べば、空港用地の埋立ては完成する。しかも、この土砂は最高の埋め立て土砂といわれる)
- 国際ハブ空港建設のポイントは、コストとともに工期。これほど簡単に・安く・早く工事ができる候補地はない。
- 三井三池炭坑の閉山・アサヒコーポレーションの倒産・農林漁業の低迷等、私たちの郷土は新しい産業を必要としている。大航空の時代到来と言われる今日こそ、臨空港産業を生み出し、わが国のためにも不可欠なこの「有明海九州国際ハブ空港」を、地域・県・国一体となって実現しなければなりません。
私は、実現するまで、運動の先頭を走りつづけます。
(1999/11)
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