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2002/8/26(月) 16:54 |
| 日中新世紀会第3次訪中団報告(その1) |

ケ小平の三女でもある蕭榕さんと
8月6日(火)
超党派で組織した「日中新世紀会」の第3次訪中団出発、成田から北京へ。
団員は、昨年8月とほぼ同じ、遠藤乙彦 鴨下一郎 竹下亘 西博義 松浪
健四郎 山谷えり子の面々。3時間の飛行で現地時間1時20分に北京着。
中国国際友好連絡会のみなさんとともに、先に中国入りしていた松浪夫妻、
在北京の三宅公使らの出向かえを受ける。改装なった北京飯店に直行。昨日
までは湿度が異常に高く、一昨日は大雨が降ったとのこと。そのせいか、北
京の街路樹がこれまでにはない美しさ。一年ぶりの北京だが、年々美しく、
堂々とした風格ある都市に変貌している。すでに、東京を凌いでいるのでは、
と感じる。
夕刻、大使公邸での阿南惟茂大使主催夕食会。瀋陽問題で大いに話題にな
った大使であり、外務省の問題噴出するなか、忌憚ない意見交換。私から、
内モンゴルの石炭液化プロジェクトについて、これまでの経緯とアメリカに
先んじられた結果を披露。大使も担当参事官もご存じなかったのは残念。
8月7日(水)
朝8時30分より王毅外交部副部長と会談。日中環境協力、円借款のあり方、
法輪功問題などについて意見交換。王副部長とは、17年前、私が福岡県庁
企画調整課長のころから、すでに何度も会っている。日中国交回復当時の姫
鵬飛国務委員と福岡に来られたときの思い出を語る。
10時より、移転・新装なったばかりの国際友好連絡会の新事務所に赴き、第
4回日中新世紀対話フォーラム。2フロアのこの新本部に移転する費用がな
んと4億円もかかったそうだ。中国はお金持ち、野党第一党の民主党でもこ
んな金はないと、感心しながら事務所を視察。約2時間にわたって、各界の
若手日本研究家と、これからの日中関係、特に、中台関係での日本の役割に
ついて、討論。数日前、日本での会議に台湾独立に言及した陳水遍氏のメッ
セージが公表されたことや民主党の若手が台湾を訪問した件が、相当中国を
刺激した様子。日本の政治的関与があるのではとの指摘があり、激論となる。
中国側は「日本のマスコミ報道」に過剰反応のきらいあり。
日中新世紀会の評価は、本音で意見をいうところにあり、私からは、「日本
には、台湾問題にイニシアチブをとれない直近の歴史がある。アメリカとは
違う地理的近さがある。中台関係について「日本はどうする。」というので
はなく、「世界の中国」の位置をしめつつある中国こそが、「東アジア環境
連合構想」など、台湾と新たな連携を構築する新しい知恵を出すときではな
いか。それは、可能。」と問題提起。
昼は、ケ小平の三女の蕭榕さん(中国国際友好連絡会副会長)と、昼食を交
えながら懇談。
夕刻、中国国際友好連絡会李長順副会長主催で歓迎宴。今回もマオタイ酒で
の「友好乾杯テーブル一周」が始まる。古賀一成が最強の酒豪の噂がすっか
り定着。困ったものだ。18杯ぐらいは飲まされただろうか。
8月8日(木)
北京を出発し、中国要人が第16回党大会の協議と人事構想を調整してい
るといわれる北戴河へ、高速道路をパトカー先導で300キロメートル疾走。
ここは、ケ小平が静養にきて泳いでいたことで有名であり、今は21世紀初
頭の中国の国家体制を決める世界が注目の場所。蕭榕友連会副会長同行。
秦皇島市長案内で、秦の始皇帝ゆかりの地などを市内見学したあと、曹慶
紅さんとの夕食会に向かう。
夕刻、北戴河国際倶楽部で曽慶紅中央組織部長主催の夕食会。北京から駆
けつけてくれたケ小平の3女である蕭榕さん、大使館の野本公使も同席。
過去2回、人民大会堂で会見していることもあり、もはや「老朋友」の和
気藹々の雰囲気のなか約2時間にわたって懇談。第16回党大会での人事の
見通し、「京都議定書」への批准の可能性など有意義な意見交換。
江沢民国家主席の懐刀といわれ、常務政治局員や国家副主席への昇格が最
大の人事問題になっているご本人だけに、肝心なところは慎重。しかし、
中国の「京都議定書」への批准については、明確に手続き中であることを
表明(翌日の日本の新聞紙上でトップニュースとなる)。世界最大の人口
をもち、将来「世界の工場」になるといわれている中国が「京都議定書」
への批准を確約した意味は極めて大きい。
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