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2005/1/14(金) 07:56 |
| トップの議論が欠如した日中関係 |

社会科学院日本研究所(北京)で白熱討議
訪中3日目の12月28日(火)。今日が北京で一番寒い日(氷点下13度?)といわれるなか、
朝から社会科学院日本研究所に向う。日中新世紀会訪中団の定番になった「本音で討議 日中関
係のこれから」という討論会をやるためです。
小泉総理が初めて靖国神社に参拝した一週間後に訪中した3年前は、日本研究をしている北京の
大学生、大学院生とディスカッションし、「日本の研究をしているというだけで、友人から白い
目で見られる」と聞いて、危機感を抱いたことを思い出しました。
今回も残念ながら、中国からは靖国問題、李登輝訪日問題、台湾問題に議論が集中、日本側からは、
原潜の領海侵犯問題、アジアカップでの非礼問題が提起され、時間を忘れる議論になりました。
ただ、本音で言い合うと、終わったあと清清しい気分が残ります。
双方の一致した結論は、これだけ密接な経済・交流をもつ隣国なのに、あまりにも国のトップの関係
が薄い。小泉総理と胡錦涛主席も、3ヶ月に一度ぐらい電話会談でもやり、大局では認識を共有し
ておくべきということでした。道路公団改革も郵政事業民営化も同じですが、総理は当事者と合いも
せず、話を一度も聞かず、思い込みで突っ走ります。こんな態度は、特に外交では、国に不幸をもた
らします。
政治とは、単純に我を通すことではありません。その先には紛争・戦争しかありません。
政治とは、「利害の調整」です。紛争・争いを避けることにこそ政治の使命があり、国益を主張しな
がらも、大局の利益を得ることに目的があります。
また、そのためにしっかりと意思疎通を図ることが要諦です。
小泉さんは、この「使命」「目的」「要諦」に極めて認識が薄い総理のようです。これで、大丈夫で
しょうか。
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